仏像鑑賞が若い女性のあいだで静かなブームです。モデルのはなさんなど
仏像マニアを公言する芸能人もたくさん。
休日は
仏像巡りの一人旅。見たい仏像があれば京都へ、
奈良へ、はたまた遠い地方へも軽々と出かけていきます。
仏像の癒しのパワーはやはり相当なもので、日常のストレスを拭い去る作用は多かれ少なかれ誰にでも感じられることでしょう。
また、近頃は自宅に小さな仏像を置く方も少なくありません。
宗教の信仰心とは少し違う「
癒し」の感覚を求める方が多いようです。
このサイトでは購入もできる仏像を紹介していますので、ビビッと来た仏様がありましたらぜひお手元にお呼びください。
阿修羅像フィギュアが大人気
仏像が好きな人はいまも昔も変わらず多いですが、
2009年の興福寺創建1300年記念「
国宝 阿修羅展」が行われたことで、
「阿修羅ブーム」が起こりました。
その「国宝 阿修羅展」の公式フィギュア、
海洋堂の
阿修羅フィギュアは瞬く間に数千個を売りつくし、
大きな話題を呼びました。
写真を見れば納得できるその精巧さと手塗りの色彩の見事さ。
ふところにすこし余裕があれば自分のものにしたいと誰もが思います。
仏像フィギュアを制作している工房は海洋堂だけではありません。
エムアーツの作品もまた見事。
年月の汚れもそのまま表現した現存する国宝
阿修羅像に限りなく近い彩色のバージョン。
汚れを取り除いた現在の阿修羅像バージョン
そして1300年前の完成当時の色を復元したショッキングな赤がまぶしい極彩色のバージョンもあります。
自宅の床の間で拝観料がとれるといっても過言ではありませんね!
阿修羅像フィギュアを通販で買う
よく売れていていつも品薄の
阿修羅像フィギュアです。在庫があればチャンスです。
製作しているのは実際にお寺に仏像を納めている職人さん。
精度が違います。
さて、あなたはどの仏様を手に入れますか?
リアル仏像フィギュアには阿修羅像の他にもこんな作品があります。
大日如来 円成寺型
如意輪観音 歓心寺型
吉祥天(浄瑠璃寺型)
四天王(持国天・広目天・増長天・多聞天)4体セット
天燈鬼・竜燈鬼 興福寺型
金剛力士像(仁王像)阿形・吽形セット
フィギュアと一線「リアル仏像」(産経ニュース2009.5.16)
産経ニュースより
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090516/tky0905161224002-n1.htm
フィギュアのような樹脂製「リアル仏像」が売れている。木彫りでも石仏でもないが、れっきとした仏像の一種として販売され、商品を扱う東京都内の販売店は「精巧な作りが本物志向の仏像ファンの目に留まったのだろう。ただの流行りではない」と分析する。
東京国立博物館の企画展で、博物館限定販売のフィギュア1万5000体が2週間で売り切れるなど「阿修羅像」が注目されている。このブームに乗ってか、埼玉県東松山市の「超精密造形工房M-ARTS」が作る1体6万3000円のリアル阿修羅像も完売状態だ。
阿修羅像は平成18年からの「四天王」「仁王」に続く第3弾。昨年5月から販売し1年で150体が完売した。現在の予約は60体以上。銀座松坂屋で開催中の「仏像ワールド・戦国武将フィギュア・木彫キャラクター特集」でも、本物と同様に落剥した色彩の阿修羅像は展示用の1体しか残っていない。
(後略)
阿修羅を天平のジャニーズと呼ぶ人もいるそうです。
たしかに美形です。