2021年6月の記事一覧

葵祭の有料観覧席は毎年4月の頭に京都市観光協会によって販売が開始されます。
葵祭の有料観覧席の場所は、京都御苑(建礼門前南側)と下鴨神社参道です。
どちらも巡行コースの中でもっとも美しい背景で行列を見ることができる場所。
時間はスタートの京都御苑なら午前10時30分、下鴨神社参道なら午前11時40分頃に行列が通ります。
料金は、全席指定、パンフレット付で1席2,050円 (税込)
イスはパイプ椅子です。あまり座り心地は良くはありません。

雨天で順延されることもありますので、当日の早朝に決行かどうかの発表を確かめるとよいでしょう。
昼間ですからあまり必要はないと思いますが、カメラのフラッシュは禁止です。
過去にフラッシュで牛馬が暴走した事例があります。

隣の人はそれなりに近いですので、日傘はご遠慮ください。紫外線対策は日傘以外で。
禁煙です。

葵祭の行列のヒロインともいうべき存在の斎王代。

京都葵祭の行列

斎王代は、斎王の代わりのひと。斎王はいつきのひめみこともいい、伊勢神宮や賀茂社に奉仕する未婚の内親王です。

毎年、京都の未婚の女性から選ばれていて、2016年では61代目。
選出方法や基準は京都らしく秘密にされています。


美しい斎王代は、美しい衣装を着てさらに輝きます。
いわゆる十二単衣(五衣裳唐衣)と裳を着て、さらに小忌衣を着ます。額の両側には髪飾り。
パッと見はただ美しいのですが、実はその重量が半端ではなく、十二単衣だけで30kgもあるそうです。
50キロの斎王代なら総重量は100kg近くに!
斎王代を務めるにはまず体力づくりからスタートなのです。

葵祭を見に京都の町に出たなら、ちょっとおいしいものを食べましょう。

葵祭ほどの長い歴史はないけれど、江戸や明治から続く和菓子ならたくさんありますよ。



加茂みたらし茶屋


京都でカモは鴨・加茂・賀茂などいろいろな漢字で書きますが、元は仮名替わりだったので本来はどれでも間違いではないんだそうです。


さて、加茂みたらし茶屋は、下鴨神社の西側の大通り沿いに店をかまえるみたらしだんごのお店。葵祭の行列はお店の前を通ります。


元は境内のみたらし池の水の泡をイメージして作られた5個差しのおだんご。


わたしもときどき買いますが、甘すぎずけっこうオーソドックスな味わいで、でも後味がやさしいというか。ときどき買いたくなるお味です。


神馬堂


神馬はしんめとは読まず、ジンバドウです。


上賀茂神社の門前で焼きもちを売っています。モチモチの焼き餅はひとつ120円。


創業明治5年。ご家族でやっておられます。お昼に行くと売り切れていることがよくあります。

レオニダス

レオニダスは1913年創業のベルギーのチョコレートショップ。ベルギー王室も御用達。
みたらし茶屋の北側はす向かいにあり、葵祭の行列がお店の前を通ります。
1粒だけでも買えますので、チョコをお供に葵祭を眺めるのも乙な物ではないでしょうか。
http://www.leonidas-alex.jp/

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